5月はフィラリア予防薬処方の目的で来院される方が多くなります。
フィラリア予防薬の処方前には「感染していない事」を血液検査で確認するのですが、昨年きちんと予防できなかった犬でフィラリア抗原検査陽性(フィラリア症にかかってしまっている)犬が出ています。
当院の過去データではきちんとフィラリア予防していない犬の約3%がフィラリア症に感染しています。フィラリアは心臓の中に寄生する虫ですので一度感染してしまうと駆除が困難で、死に至るケースもあります。
蚊が媒介する寄生虫で屋内飼育の犬でも容易に感染しますのでまだ始めておられない方は早めに予防を始めましょう!